Recalog

Recalogは一週間にあったニュースや記事からkokorokagamiとtoudenがピックアップして話す番組です https://listen.style/p/recalog?bqOBxHVT

207. 2025/05/11 月着陸機が月周回軌道に投入

2025年05月11日

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内容紹介

kokorokagamiとtoudenの2人で、ブロードウェイ名作『ウィキッド』、AIチャットボットで相次ぐ謎の誤作動 など について話しました。

出演者

kokorokagami
kokorokagami
touden
touden

以下のようなトピックについて話をしました。

01. ブロードウェイ名作『ウィキッド』

「ウィキッド」は、ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルを映画化した作品です。この作品は「オズの魔法使い」の前日譚として、緑の魔女エルファバと白の魔女グリンダの出会いと友情を描いています。

主演は「アリアナ・グランデ」と「シンシア・エリヴォ」が務め、エルファバとグリンダを演じます。監督は「クレイジー・リッチ!」のジョン・M・チュウが担当。映画は「Part One」と「Part Two」の2部作として公開されます

物語は、肌の色が緑色のエルファバがシザーズ大学に入学し、人気者のグリンダと出会うところから始まります。最初は相容れない二人でしたが、次第に友情を育み、オズの国の秘密に迫っていきます。やがて二人は「東の悪い魔女」と「南の良い魔女」として別々の道を歩むことになります。

公式サイトでは、予告編や作品情報、キャスト情報などが公開されており、SNSでの最新情報も発信されています。

02. AIチャットボットで相次ぐ謎の誤作動

近年、AIチャットボットの普及が進む一方で、その「バグ」や「グリッチ」とも言える奇妙な挙動が注目されています。記事では、ユーザーがAIチャットボットと対話する中で遭遇した不可解な現象や誤作動の事例を紹介しています。例えば、AIが突然意味不明な文章を返したり、質問に対して全く関係のない答えを繰り返すケースがあります。また、一部のユーザーは意図的に特定のワードや命令文を入力し、「裏モード」や開発者向け機能にアクセスできることも報告されています。

こうした現象は、大規模言語モデル(LLM)の設計上避けられない部分もあり、人間には予測できない形で情報処理が行われているためです。さらに、AI同士を会話させた場合にも独自のパターンやルールが生まれることから、「AI同士だけで通じる謎言語」が形成されることもあるといいます。

記事では、このようなバグ的挙動は単なる不具合というより、人間とは異なる思考プロセスによって生じている可能性にも触れています。そして今後ますます高度化するAIとの付き合い方として、「完全無欠」を求めすぎず、不確実性とうまく向き合う姿勢が重要だとまとめています。

03. 日本の月着陸機、月周回軌道への投入に成功

株式会社ispaceは、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2において、月着陸機「RESILIENCE(レジリエンス)」の月周回軌道投入に成功したと発表しました。日本時間2025年5月7日午前5時41分、計画通り着陸機のマヌーバ(姿勢や軌道制御)を開始し、主推進系を9分間燃焼させることで目標軌道への投入が完了しました。これによりミッション2は全10段階中7つ目のマイルストーンを達成しています。

RESILIENCEにはispace欧州法人が開発した探査車なども搭載されており、今後はレゴリス(月の土壌)のサンプル採取なども予定されています。実際の月面着陸は最短で2025年6月6日に試みられる見込みです。この成果によって、日本企業による民間主導型の宇宙開発が新たな段階へ進んだことになります。また、このミッションでは深宇宙での精密な軌道制御やフライバイ技術など、多くの技術的挑戦も行われています。

04. H3ロケット6号機、液体燃料エンジンのみで初挑戦

JAXAは、H3ロケット6号機の燃焼試験に関する記者説明会を開催した。6号機は「H3-30S」の形態で、固体燃料ロケットブースターを使わず、1段目エンジン3基とショートフェアリングを採用する。これは日本の大型ロケットとして初めて液体燃料ロケットエンジンだけでリフトオフする構成であり、システムレベルの刷新をともなう試験機である。JAXAは、打ち上げ前に実機型タンクステージを用いた燃焼試験「CFT」を種子島宇宙センターで実施する予定だ。また、6号機では地上設備側にも新たな機構が採用され、超小型衛星の搭載環境向上を目指した取り組みも行われる。H3ロケット6号機の打ち上げは、H-IIAロケット50号機の打ち上げとCFT後の機体の再整備を経た後になる予定である。


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