意思決定・エスカレーション体制の確定(企画・立ち上げ)
誰が何を決めるか、どこまで自分で決めてよいか、超えたらどこへ上げるかを企画書より先に確定させる
| 担当ロール | 価値責任者(Value Owner)、事業決裁者、AIエージェント |
|---|---|
| インプット | — |
| アウトプット | 意思決定・エスカレーション体制図(D-0) |
タスク(第3階層)
- 体制図(D-0)を起案する — 決定の種類ごとの決定者・同意者・起案者・意見提出者・実行者を表に落とす。決定者の欄に2名以上を書かない。二重の指揮系統が実在する場合も、その事実を備考へ書いたうえで最終決定者を1名選ぶ。AI エージェントが組織図と既存の決裁権限規程から草案を生成できるが、決定者の指名は人が行う
- 各層の権限境界(トレランス)を数値で確定する — 日程・費用・AI実行予算・スコープ・品質・リスクの各領域について、チーム層・案件層・経営層が上位の承認なく動ける範囲を数値で書く。エスカレーション閾値および予算区分と同じ数値を用いる。数値の入っていない欄が残っていたら未完了
- 平常時と障害時のエスカレーション経路を別表に分けて記述する — 平常時は権限境界の超過を発火条件とし、通知先・応答期限・決裁権限を書く。障害時は重大度別に指揮者の指名方法と一次・二次・三次の対応を書く。障害時の指揮は職位ではなく事象の把握度で指名する。個人名は「役割と現任者の対応表」にのみ書き、他の表は役割名で記述する
- D-0 を承認し、承認記録を残す — 投資の継続を決定する者が承認する。承認者・承認日時・承認の意味(何に合意したか)・次回レビュー期日を記録する。この承認が完了するまで企画承認(g-plan-approval)の審議を開始しない。承認記録は必須ステータスチェックで機械的に検査する
実装リファレンス
この作業の具体的なやり方・様式は次のページで定義しています。